日本陸連サイトにて、日本陸上競技連盟科学委員会より「新型コロナウイルス感染症に対応する中で選手たちを支えるために~科学委員会心理担当から選手を支える皆様へのQ&A~」が情報発信(2020年5月11日) されています。
選手を近くで支えておられるご家族や指導者、関係者のみなさんに、ご覧いただきたい内容です。
https://www.jaaf.or.jp/files/article/document/13822-0.pdf
是非、ご覧ください。
【質問項目】
Q1:目標としていた大会が中止となり、ふさぎ込んでいます。少しでも前向きになるよう励ましていますが、正直、関わり方が難しいと感じます。どう関わればよいのでしょうか?
Q2:練習ができない状況がつらいのはわかるのですが、イライラしたり、やる気がなかったり、落ち込んでいるのを見ると、こんな調子では強い選手になれないと思います。どうしたら変えられますか?
Q3:大会が中止となってから、気が抜けたようにスマートフォンばかり見てゴロゴロしています。どうしたらやめさせられるでしょうか?
Q4:個人練習に身が入らず、真剣に取り組んでいるようには見えません。こちらも、ついうるさく声をかけてしまいます。本人は「わかってる」と言うものの、取り組む姿勢に変化は見られません。
Q5:大会が中止や延期となり試合がない状況で、選手には何を目標に取り組ませると良いのでしょうか。
Q6:新型コロナウイルスのために競技ができなくなってから、「ミスや忘れ物を極端に心配するようになりました」「行動がだらしなくなりました」「足の痛みやだるさを口にするようになりました」大変なのは皆と同じなのに、どうしてこのようになってしまうのでしょうか?
2020年5月11日
日本陸上競技連盟科学委員会
心理担当:奥野真由、山本宏明
委員長:杉田正明